令和婚夫婦の暮らしのコト

92年生まれの二人が5/1に入籍しました。結婚、節約等のお金に関すること、暮らしのことなどを発信します

処女膜切開手術が決まるまで~病院に行ってきました!

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今日行った病院で、処女膜切開手術の予約をしてきました!

 

自分が処女膜強靭症ではないか?と思ってから、たくさんググッて、色々ブログを読みましたが、とにかく体験談が少ないんです。性交痛で悩んでいる人は多そうなのに、処女膜強靭症についての記載があまりにも少ない。というわけで、同じような状況の方の役に立てばいいなと思い、病院に行こうと思った経緯や、当日の診察内容などを書いていきます。

病院に行こうと思ったきっかけ

病院に行こうと思ったきっかけは、子供が欲しいと思ったからです。

私は今29歳。結婚して3年目。そりゃあ子供のことも考えるわけです。

今は痛くてできないけれど、そのうちできるようになるだろうと思って過ごす日々、そして一向に訪れない”そのうち”。

結婚3年目、30歳を目前にして「このままじゃそろそろやばくない?」と思い意を決して病院に行くことにしたのでした。

これまでの経験

私は今の夫以外に、2人の男性とお付き合いしたことがあります。でも、誰とも性行為はできていません。

<1人目>

1人目は高校生の時でした。相手も私が初めて。そういう雰囲気になりましたが、全く入りません。そして相手も初めてであまり分かっていなかったのか、前戯もそこそこに、指も入れず、いきなり入れようとしたのだからそりゃあ入らない。

でもこの時は高校生で、周りの友人も入らないよ~!とか、めちゃくちゃ痛かったよ~!とか、そんな子ばっかりだったので気にしてませんでした。そしてお互い実家暮らしで、高校生なのでホテルに行くということもなく、チャレンジしたのも1,2回くらいでした。

<2人目(夫)>

大学4年間付き合っていた現夫。夫は私が初めてです。この後一度別れて別の方と付き合いますが、最終的に夫とヨリを戻します。

付き合いはじめ、もちろん入らない。最初は指いっぽんすら入らない。

でもこのあと約4年かけて少しずつ慣らしていき、指2本はなんとか入るようになりました。大学4年くらいにもなると、さすがにまだ性行為が出来ないのは少し恥ずかしく感じるようになってきたけれど、指が全く入らない→2本入るという進展はあったし、そのうちできるようになるだろうと思っていました。

<3人目>

社会人になって付き合った人は年上で性行為経験もあり。ただ速攻別れたので1回しかチャレンジしてません。今までの二人は相手も経験無しだったから、経験者とやればできるのでは?!と淡い期待を抱きましたがやっぱり入らない。さすがに社会人になって、付き合い経験があって、それなのに処女というのはなんだか恥ずかしくて、この時の彼氏には「なんか久々だから痛いわぁ」なんて嘘をついてました。バレてたのかどうかは不明・・ちょっと気になる・・・

 

そして今の夫とヨリを戻り結婚。今に至ります。

これまでに試したこと

そして今の夫と色々と試してみました。

<①中で気持ちよくなる作戦>

そもそも指は2本まで入るようになったものの痛いし、指1本でも、我慢はできるけどちょっと痛い、かつ異物混入されているような感覚で、決して気持ちよくはなかったんです。だからまず中で、指1本で、気持ちいい感覚になることができれば、「挿入=痛いもの」のイメージが払しょくされ、緊張が解け、入りやすくなるのでは?!という作戦。あと普通に気持ちよくなりたい。

ちなみに不感症というわけではなく、感じないのは中だけ。というわけで、中に指を1本だけ入れながら、他のところを触ったりと、ちょっとずつ開発を試みたのですが、全然だめ(笑)中だけ不感症とかあるんか?ってくらいだめ。今も継続中。

<②ローション使う作戦>

結構濡れてる方だとは思うんですが、中を触りだすと感じない=長時間中をいじってると乾いてくる→余計にどんどん痛くなってくる、という感じだったので、一度ローションを買ってみました。が、このローションが合わなかったのか、めちゃくちゃヒリヒリして挿入どころではないことに。失敗

<③色んな体位試す作戦>

色んな体位を試してみました。で、まぁどの体位もダメだったんですが、騎乗位が一番できそうな感じでした。自分のペースで入れられるし、角度がいいのか(?)比較的入っていきやすい感じ。いや入らないけど。でも入りやすそうな体位が見つかったので成果ありということにしてます。

 

大体こんな感じを続けていましたが、指2本以上からの進展がないんです。

私が痛がるのももちろんですが、夫いわく、物理的に入っていく感じがしないとのこと。壁でもあるんか?ってくらい狭く、何重にも巻いた硬い輪ゴムに突っ込んでいくような感じで、入口が伸びないような、そんな感覚のようです。そういえば夫もときどき「あかん壁に激突して折れそう!」とか言ってる、そんな私の膣内。

 

20代のうちに子供1人目が欲しい、と思っていたけれど、こういったチャレンジも空しくそもそも性行為ができないまま30代を目前にし、病院に行くことを決意したのでした。

病院探しについて

実は処女膜強靭症というワードは大学生くらいの時から知っていました。

その時も性行為が出来なくてググりまくった結果知ったのですが、この時はまだ病院に行くほどじゃないだろうと思っていました。

 

そして社会人になってから、生理痛やらなんやらで何度か婦人科に行ったことがあり、その時に「実は性行為の際、痛いのですが・・」と、ついで程度に聞いてみたことはあるのですが、入口の方が痛いと言うと、「奥の方が痛いなら何か女性特有の病気が原因の可能性もあるけど、入口の方なら精神的な問題と慣れだねえ」って感じのお答え。

処女膜強靭症の診断をしてくれない・できない病院が多々あるのを、色んな方々のブログで知っていたので、やっぱり処女膜強靭症の記載がある病院で聞いた方がいいか・・と思い、処女膜強靭症を診てくれる病院を調べました。が、、あんまりないんですよねえ。

調べてみて結構出てくるのが、美容整形、美容クリニック。病院の婦人科・産科より、美容整形のクリニックの方が多く取り扱っている印象。ただ、なんとなく美容クリニックは抵抗があり、病院に絞って探しました。

処女膜強靭症で検索してもあまり出てこないので、産婦人科の病院のサイトを片っ端から見て、処女膜強靭症の記載がある病院を探しに探し、ようやく見つけた大阪の病院。

ウェブで予約ができるので「処女膜強靭症かどうか診てもらいたいんですが・・」とか直接伝えなくていいのが嬉しい。アラサーになって処女膜というワードを使う恥ずかしさよ。ウェブ予約ですらちょっと恥ずかしかったですもん。

 

それにしても調べているうちに思ったのが「性交痛でお悩みの方」というような項目はあっても、処女膜強靭症のことについて書いていない病院の多いこと。やっぱり知名度はまだまだなんでしょうか・・・。

病院での診察

行ったのは不妊治療専門の産婦人科です。

不妊治療専門ということもあってか、まず最終的なゴールを聞かれました。

妊娠したいのか、性行為ができるようになりたいのか。

最終的に妊娠したいだけなら人工授精も手ですよとのこと。

確かになぁ・・私の中で、今のところ性行為=痛いもの という嫌なものになってしまっているので、子供が欲しくて無理に性行為をするよりは、人工授精も最終的な方法としてはいいのかなあ・・とも少し思ったり。でもやっぱり夫のことを考えると性行為できるようになりたいし、処女膜切開でなんとかなるのならまずは試してみたい。と先生に伝えました。

 

内診の前に

・どれくらい入るのか、痛みはどのあたりか

・最終的に中で射精までできたことはあるのか

・子宮頸がんの検診をしたことがあるか、痛かったか

などなど色々聞かれ(ズカズカ聞かれる感じでもなく話しやすかった~)、その後内診へ。できるだけ痛くないようにそっと触りますね、クスコも一番小さいサイズを入れてみましょうと言ってくれました。うれしい。

 

痛くないようになんかクリームも塗ってくれて(これってふつう?)、実際あんまり痛くなかったけど、処女膜強靭症と診断されたかったのでややオーバー気味に痛いですぅと伝えました。だって切開しなくていいって言われたらもう積むんだもん。もう私には切開しか道は残されてないんだもん。と心の中で思いながらの内診でした。

 

結果、結構(処女膜が)残ってますねえ。とのこと。私の場合、下の方(よりお尻に近い方)の膜がしっかりあるようで、切込みを入れればかなりマシになるかもとのことでした。ちなみに中の方はそれなりに伸びたので問題なさそうとのことでした。

 

手術受けますか?とのことで二つ返事で「はい」と。費用は7万くらい。ネットで調べたら、数万のところから3~40万というのも見たことがあったので、払えるような値段でよかった・・・。先生いわく、何十万もするものは、切開じゃなくて摘出してるんじゃないかとのことでした。かなり強めの処女膜さんの場合は切込み入れるだけじゃなくて、大胆にも取ってしまうんですね。そう思うと私の処女膜さんはそこまで強くないのかも。

手術について

先生から念押しされたのは、手術したからって確実に性行為ができるようになるわけではないということ。もちろんある程度広がるけれど、それでも痛くて(気持ちの問題含む)できない可能性も全然あるし、稀に切開したところが自然治癒の力で閉じてきてしまって、より硬くなってしまうこともあるらしい。怪我したところが治ったら、皮が分厚くなって硬くなってしまうことってありますよね?そんな感じ。

まあこればっかりは術後になってみないと分からないし、あまり期待しすぎないようにします。

処女膜強靭症の手術を受けた方のブログを読んでいても「手術したのに入らない!」っていうのを何度も見たことがあるので、そういうもんなんだなと。術後、ちょっとずつ慣らしていって入ればいいなっていうくらいの気持ちで挑もうと思います。

それに考えてもいなかった人口授精っていう選択肢も増えましたしね。最悪一生性行為ができなくても、妊娠できるかもしれない。そこまでして子供をつくるのかどうかはさておき、選択肢があるっていうのが分かっただけも良かったです。

 

ちなみに手術の日はすっぴん、コンタクトだめ、ネイルだめ、前日夜から飲食禁止(水ちょっと飲むくらいならOK)、当日のお風呂(シャワー)もだめ、とのことでした。

家から病院までは1時間半くらいの距離、電車ですっぴんで行くのはなかなか辛い・・・(;;)

来週手術です

先生に「手術いつにする?来週空いてる?」という「ごはんでも行く?」くらいの軽いノリで言われ、先伸ばしにする必要もないので、早速来週に予約してきました。

 

不安かつ楽しみな変な気持ち・・何せ手術は人生ではじめて。ドキドキです。

また手術の日のことなど、改めて書こうと思います。

 

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